そば打ち体験教室(二八そば) カントリーインキャンプ by ake
<材料> そば粉(400g) 強力粉(100g) 打ち粉
水 45%(2回に分けて加える 200Nと15〜25N)
<道具> ボール2個 打ち板 麺棒 のし板 麺切り包丁 まな板 こま板 布巾 生舟
1、ボールに、そば粉400gと強力粉100gを量り、手早く、やさしく、かつ大胆に混ぜ合わせる。
そば粉は空気にさらしたり水を加えると劣化が始まるので、これを合い言葉に手早く作業していく。
2、粉の中央を少し空け、水40%(一回目、粉の40% 。全体では45%)200Nを一気に入れ、指先だけを使いこな全体を平均に手早く混ぜさらさらのフレーク状になったら二回目の水、15〜25Nを全体にまんべんなく振り掛け転がしながらまとめていく。水加減は天候によって異なる。
3、丸く玉にまとめてどんどんこねていく。菊練りで100回位こねると、ざらざらしていた表面がつるつるに変わっていく。捏ね上がったら、円錐状にととのえて、のし板に必要最小限の打ち粉をする。
4、最初は真ん中に山を残すように(円形を調節する為)手のひらで押して約20B位に厚みを平均に丸くのす。(淵を薄くしないように注意)それから、麺棒を使って凹凸をならしていって真中の山もつぶしながら、均一な厚さで35B位の円にする。
5、麺棒に、1、2、3、とリズミカルに巻き付けて(1、巻く。2、手前に引き寄せる。3、両手を麺棒に沿って、外側へすべらせる)、巻き付けた麺棒を斜め30°位に傾けて置き、一気に手前に転がして広げる。
次には自然に次に巻く位置が変わっているのでこれを繰り返し70〜75Bくらいに手早くのしていく。薄くなると爪で引っかけやすいので注意。手早くのす。「そばが風邪ひく」
6、厚さを確認して(目安は1.5@位)ふちから10B位のところだけ厚くなるので、その部分を麺棒を使って、まさに「打つ」(たたく)
7、打ち粉をたっぷり振り、麺棒を使ってすべらせるようにして、半分に畳む。それをまた、半分、また半分…と3回畳み、打ち粉をしたまな板にのせる。
8、たたみ終わったそばの上にも打ち粉をたっぷりして、駒板を使いそば包丁で切っていく。
1.2@位の幅で切り5Bごとに束にし(23本位)、切ったそばの下に包丁を入ればらけさせ、手で持って打ち粉をパラリとはらい、生舟(バットや菓子箱)に、まっすぐに納める。5束できる。これでラップをかけ15〜30分位休ませる。(包丁下とよばれる切り立てのそばは、浮き上がって空煮えになりやすい)
9、たっぷりの水(最低5P)にそば粉大1を水溶きして加え、火にかけ沸騰したらひと束(130g位)ぱらぱらと入れ、軽くはしでほぐし再び沸騰したら40秒(そばを入れてからだいたい1分20秒〜1分50秒で網ですくい、冷たい水をはったボールに泳がせ、素早く水を変える。(ボールとざるを組んでおくとやりやすい)そばをやさしく踊らせながら3回ほど水を変え、平ざるに手で摘まみ上げてのの字を書くように山を4〜5こ作りさばいておく。(ざるをひっくり返してそばを入れてはいけない)水は冷たい方がいい。茹でてから2分以内にいただくのが最もおいしいので、スタンバイして待ちかまえて、それっ、で「いただきます!」
[おまけ]つゆ みりん100cc しょうゆ100cc だし汁400cc
かえしの場合、10:3 だし:かえし 濃い口1Pさとう300g みりん300cc 自然にさましねかせる。
[おまけ]そばがき
雪平鍋に100ccの水と30gのそば粉を入れ、泡立て器でよく溶き火にかけ木べらで力強く練っていく。いい感じになればできあがり。大根おろしと生醤油で食べる。